サラリーマンもマイクロ法人を作ろう!

サラリーマンもマイクロ法人を作ろう!

2015年にサラリーマン編集者を辞めた私は、どこかへ転職することなど1ミリも考えずに、小さな会社を起業しました。意外に思われることも多いのですが、何ごとにもけっこう慎重派の私が会社を興したので、周囲は「いつか失敗するだろう」という冷ややかな目で見ていることも知っています。

そういう、サラリーマンから抜け出せない月給根性が染み付いている人には正直何を言ってもダメだということにも早くから気付きました。仕事をしているようで、その実は会社のために自分の貴重な人生の時間を無駄に消費している人には、潜在的に自由人を嫌う傾向があります。彼らの無意識がそうさせるのでしょうか。

ただ、私はサラリーマンでも「法人」という別人格を持っておいた方が、これからの時代は生きて行きやすいのではないかと思います。もちろんこれは起業してから分かったことで、面倒くさい会社設立の手続きや税金の細かい払い方についてなどを知るたびに、「ああ…こういう仕組みになっているのか」と気付いたのです。そして同じく「サラリーマンやってたら絶対に金持ちにはなれないんだな日本って」ということも悟ってしまったのです。

例えば、政府は副業を推奨しています。また、個人で投資することも推奨しています(iDeCoなど)。要するに、もう政治ではどうすることもできないから、個人で頑張ってよ、と国が匙を投げてしまったわけです。どうですか、これ。みなさんの大好きな「自己責任」っていうやつですよ。

なので副業を禁止している会社は、基本的に憲法違反ですし、反政府組織ということになります。秘密漏洩が致命的となる社会インフラ企業とか国の機関でない限り、社員の副業をいちいち禁止にするなんてことは、本来はやってはいけないことなのです。おそらく裁判をやれば勝つでしょう。

しかし、だからと言って「はいそーですか」と言って明日から副業が出来る人もまた少ないことでしょう。みなさんはインフルエンサーではありませんし、会社によって「おまえは無能である」と洗脳されています。実は自分にはとてつもない才能があるかもしれないのに、毎月の固定給によって足かせを履かされているのです。

その固定給から、一体どれだけの率で税金が引かれ、社会保険が引かれているかを知らない人がほとんどです。もし、日本人全員が本当の税金の額を知ってしまったなら、多くのサラリーマンが会社を辞めてしまうのではないでしょうか。

もちろん、こんなおかしな政治に対しては断固として抗議、もしくは革命が必要であることは言うまでもありません。官僚はひとつしか無い政務次官という席を諦めてゴキブリが子どもを増やすように天下り先をどんどんこしらえています。高速道路も、デジタル地上波も、携帯電話も、インターネットも、国から訳の分からないお金を搾取されています。もはや、革命なくして国は良くならないでしょう。

しかし、出来ることは「もうひとつ」だけあります。それがこのカテゴリーの主題となる「マイクロ法人を作ろう」という内容にあります。法律のちょっとした「ほころび」を突き、あなたも法人という第二の顔を持った方がきっと幸せになれるはずなのです。

東大入試で忙しいので、どれだけ更新できるかは分かりませんが、頑張って記事を増やしていきたいと思っています。みんなで幸せになりましょう!

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